ごほうび日記  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

車内清掃


日記の更新をしないまま1月も今日で終わり。何かと忙しくしていた1月だった。
数週間前の話だが、家内から車内清掃を命じられた。車の清掃はここ数年したことがないのだが長女が成人式に晴れ着で出席するので、その送り迎えをしなければならず、犬の毛だらけでは借り物の振り袖に申し訳ないとの理由であった。
以前に飼っていた犬も車に乗せ遠出をしていたが、その頃からフロアマットとカーペットに散らばった抜け毛をそのままにしていたように思う。
たまにはシートぐらい「コロコロ」で抜け毛を取り除いていたが、成人式の前日はハンディクリーナーとコロコロを駆使し、数時間掛けて数年分の抜け毛を綺麗に取り除いた。
(娘はこの努力をどう見ているのだろうか。少しは感謝しているのか。)



コーギーは抜け毛の多い犬種だが、多少に係わらずどの犬種でも抜け毛はある。人間だって抜けるし、(頭髪は抜けて欲しくないが・・)掃除を小忠実にすれば良いのだが、「ど う せ ま た」と思った瞬間からそのままになるのが常だ。
(これは今のところ私見であるが、他の人にもご意見を伺いたいところだ。)

一度車内が新車の時のように綺麗になるとワンコ達を乗せるの暫くやめておこうとも思ってしまう。幸い忙しさも重なり暫くは車内で抜け毛を見なくなったが、先日久しぶりに車に乗せ散歩に出掛けた。何とか現状維持でと後部シートには不要になった炬燵マットとフロアには汚れ防止ビニールシートを敷き詰めての搭乗であった。しか〜し、「ぶるぶる一発」、ごんの抜け毛は車中に舞い上がり見慣れた車内に戻ってしまった。
これで掃除をするのが数ヶ月後か数年後か将又、廃車までそのままかは定かでないが、命じられるか気が向くまで、晴れ着での乗車はご遠慮願いたい。

「ごん」が我が家にやって来たときは抜け毛も殆ど無く、コーギーらしからぬコーギーかと期待していたが、そんなことを期待したのがそもそも間違えで、この1月からはしっかり抜けている。コームを通せば気持ちよいほど取れるし、シャンプー後の排水目皿にもてんこ盛りで溜まっている。

抜け毛を気にしていたらワンコやニャンコを飼えるものではない。
それにしても「コロコロ」を考案した人には感謝!!である。



「抜け毛を気にしちゃだめよ。俺、毎年抜けても禿げないぜ。羨ましいだろう。」(ごん)



「僕は抜け毛が殆ど無いから、かあちゃんはご機嫌で掃除をサボってるよ。」(ジョン)

(サボってないわよ!失礼ね!!)



2010年01月31日(日) No.52

ご機嫌な居場所


何時でもどこでも私の後を付いてくる「ごん」。先住ジョンと先を競って陣地取りに忙しい。たとえ負けても粘り強くその場所を密かに狙い、隙を付いて陣地取りに勝利している。ジョンの名誉のために言っておきたいが、負けた訳ではなく、仕方なしに譲ったことだ。たぶん。

その場所とは私の机の下、しかも狭い空間である。留守番中はどこで寛いでいるかは知る由もないが、恐らく静かにしていることであろう。今まで特に悪戯をした形跡はないし、食べ物を食い漁ったこともないので、そのように思うだけのことだが。
(一度留守中、ドッグフードの袋に止めてあるクリップを外し袋を開けてお腹いっぱいに食べたことがあった。台所に柵を設置忘れて出掛けた奴が悪いのだが、フードの場所を教えてしまった私も悪い。その日の夕食を激減させたにも拘わらず、流石に翌日の「ウ」が大量山盛りで数回落としたことが何よりの証拠だ。)


留守番中はきっとこの場所にいるのだろうと勝手な想像をする。

夜になると態度が変わり、私が先に2階に上がっても付いてこない。どうしているのかと1階に下がると、ソファで転た寝している家内の腕枕で寝ていることが多くなった。その味を覚えたのか、家内がソファに腰掛けるまでそのソファで待っているのだ。
何故にここが「ごん」にとってご機嫌な場所なのだろうかは聞いてみないと判らない。(私には「ごん」の気持ちが判らないけど・・・。)





オマケ写真。男前で渋さもそこそこか。
コーヒーの香りと紫煙が似合いそうだ。

2010年01月15日(金) No.51

挨拶回り


 謹んで新年の御慶を申し上げます。
 皆様お揃いで清々しい初春をお迎えのことと存じます。
 本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年の挨拶(実家だけですが)に連れ回された「ごん」。お初にお目に掛かる親族にも怯むことなく愛想を振りまいていた。
人と食べ物以外に興味を示さないので、実家にいる老犬柴とも距離をとっていた。(先住ジョンは追いかけられていたが・・・)
いつのまにか、ちゃっかり食べ物をもらってご機嫌な「ごん」。人間の食べ物はあげないようにしているが、正月だから許すとしよう。どうやらハムをゴチになったらしい。



翌日は家内の実家へ挨拶。
日頃の散歩では味わえない場所へ連れて行く。そこは海辺。
砂浜は初めてかは分からないが、波打ち際では遊ばない。
一人(犬)で走ることがないので、息子に一緒に走ってもらったら大喜び。
鼻の頭に砂をくっつけて懸命に追いかけごっこをしていた。
一緒に走るのは結構疲れるもので、ここは息子に一任したことが正しかったか。



また行けると良いが、今度は新しいご家族に連れて行っていただければ幸せなのか。





オマケ写真


2010年01月05日(火) No.50