ごほうび日記  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

どっちがどっち?


キースが我が家に来て数日後、この写真を並べ娘に「どっちがキースか」の問いに「左がキース」とテレビ番組的にやらせ回答であった。やらせかどうかは分からないが、質問をした私を喜ばせるために態と間違ったわけではなく、瞬時に観ればこの二匹は兄弟かと思うほど良く似ている。



コーギーを預かるのは3匹目であるが、写真左は昨年に幸せを掴んだ「ゴンちゃん」である。大きさや毛並み、顔立ちまでそっくりだ。じっくり見ると口周りと眉間の白い被毛がシンメトリーになっている。
ゴンちゃんの里親さんからも兄弟のように良く似ているとメールをいただいた。
容姿は似ていても性格はやや違う。基本的には大人良いキースであるが、散歩ですれ違うワンコには近づいてから吠える。初めはフレンドリーな奴かと思っていたが、ワンコは嫌いなようである??。
騒ぎながらの子供たちとすれ違う時も要注意だ。リードは短めにしっかり握っていないと飛びかかって怪我をさせかねない。



「俺がキース! 間違うなよな!」

ドッグランでは何時ものように走り廻っているが、その時も吠えながら走っているので、静かにしているワンコ達には迷惑を掛けている。一緒に走って貰おうと誘っているのか、静かにしている大型のワンコが怖いのか、しばらくすると早くここから出たい様子。
神経質なところもあり、やや臆病なキースである。





「パリ・ダカ サファリラリーか? ドリフト走行は迷惑だ。」

それにしてもここのドッグランは雨上がりでは泥だらけ、乾けば砂埃。
シャンプー時期直前に連れて行くのが基本。帰宅後は風呂場へ直行。
キースはシャンプーの時は大人しくしている。

2011年04月10日(日) No.74

日本全土被災地


このたびの東日本大震災から25日が過ぎましたが、未だ不自由な生活を強いられている皆様には一刻も早い復旧、復興を願っています。
震源から広範囲に甚大な被害を及ぼしましたが、日本全土が被災地となったと言っても過言でないでしょう。原発の事故をはじめ、日本経済の停滞は深刻な問題です。
昨日のニュースで3週間余り漂流していた犬が保護され飼い主さんに戻ったと聞き、動物の生命力の強さを感じ、勇気づけられる思いでした。
地球に住んでいる以上、自然の猛威に敵うわけがありません。起きたことは全てを受け止め、これからのことを日本人の知恵と力を信じたいと思います。

私ごとですが、家内の実家はいわき市にあり、先週初め道路復旧後見舞いと片付けに行って来ました。
いわき市でも北茨城に近い勿来(植田)です。津波が海岸に押し寄せ、近くを流れる川からも自動車を段重ねにする勢いで泥水が押し寄せ、1階は腰下まで水に浸かり2階に避難した母はその様子じっと見ているしかなかったと話していましたが、怪我をすることなく難を逃れたことは幸いでした。
海岸沿いは防波堤がなぎ倒され、立ち並ぶ民家は壊滅したと聞きました。この地域でも多くの被害がでているのですから、東北沿岸部の被害が想像を絶することだったと思います。

福島県は北部沿岸部に原発があり、風評被害の影響で支援物資の搬送が遅れたこともあり、先週はガソリン不足が深刻でした。現在では生活用品に支障を来すことはなくなったと聞いています。
原発の壊滅状態による放射能漏れは、何としても止めなければならないことで現場で懸命に対応している方々には感謝しなければならないことと思います。

人も動物たちも安心して暮らせるよう、一日も早い復旧復興を祈り、皆が出来ることを前向きに行うことと思います。

「キース」の日記ではありませんが、この場をお借りし記載させていただきました。
2011年04月05日(火) No.73