中継地点 ~Dogs Spot~  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

サラちゃんいらっしゃ〜い!その4


『サラちゃんと車』

サラちゃんを昨年の夏にショートステイでお預かりした時
搬送の方に「車酔いしやすい」と聞いていました。
実際、車で10分程度の距離でもヨダレが滝のようにターラタラ。
というわけで、うちでのあだ名はサラちゃん改め「タラちゃん」に。
しかし、あれから半年が過ぎ
「晴耕雨晴耕雨DOGな生活」さんの所で
過ごした6ヶ月間の間に、短時間の車移動で楽しい場所に連れていってもらい
良い経験を積ませてもらったことが功を奏し、今では結構な距離を移動しても
酔い止めなしでもヨダレをほとんど垂らさずに車移動できるコに成長しました!
(比較的、直線移動が多いルートでは)
辛かったであろう車移動が、苦でなくなってきたことはサラちゃんにとって
すごい進歩だと思います。

サ:「ちび兄と仮ママのおかげだよ〜!ありがとう!」


『サラちゃんと他の犬』

「晴耕雨晴耕雨DOGな生活」さんの所の先住犬のトイプードルのチビ兄君と
寄り添い寝るなどの微笑ましい光景を繰り広げながら、仲よく過ごしたり、
ヤンバルとも喧嘩と見紛う迫力ではあるものの、
ちゃんと力加減をしながらプロレスして遊んだりと、
何ら問題なく共存できるサラちゃんですが
相手によっては違う態度を見せるということが判明してきました。
積極的に来るコ、吠えてくるコなどには
「こっちに来ないで!」という風に吠えて追い払おうとしたり、
「そっちがその気なら、やっつけてやるわよ!」と
やり返そうと反撃に出そうな勢いがあったり。
先日、ショートステイをお願いしたお預け先の御宅でも、
Mダックス君と、1日の大半は仲良く過ごしているけれど、
何回か本気のバトルを繰り広げたようです。
なので、先住犬がいらっしゃるお家では、
サラちゃんとの「相性」が重要になってくるかと思います。

サ:「ショートステイでいろんな経験したからとにかく眠いの。」


『おトイレ事情』

サラちゃんは、粗相の心配がほとんどなく、
排泄のコントロールが良くできるコですが、
性格が影響してなのか「軟便」がよく出ます。
出す回数は1日1回か2回と多くないですが、出す量は多いです。
緊張した時などは、かなり緩いのが出ます。

サ:「ヤンバルと同じ物を食べても、硬さは全然違うの。」


『サラちゃんと食べ物』

普段生活している家の中では、すごく食いしん坊です。
なので、食べ物が絡むとちょっとした問題行動があります。
気をつけていればエスカレートすることはないと思いますが、
下手をすれば、よくない方向に進んでしまう可能性もあります。
ご飯を食べている時は少しナーバスになるような印象も受けます。
うちでは見せませんが、軽く唸ったりすることもあったようです。
うちでの食事は、最初はヤンバルと隔離して食べさせていましたが、
今は2頭一緒に同じ場所で食べさせています。
しかし、どちらかが先に食べ終わってどちらかにちょっかいを出しに
行かないように、間に入って見守っています。
時々、サラちゃんがフードを少し残して私の顔をじーっと見ることがあります。
そういう時は、「残さず早く食べて」と促すと素直に食べ出します。
食べ物に関しては、サラちゃんの中で色々と思う所があるようなので、
色々と複雑に深く考えずに、すぐ食べるように仕向けています。
あと、ドライフードを食べている時にそっと体を触ったり、
静かに器を取り上げたりしています。
そういうことをしても素直譲ってくれますが、だからといって、
手放しに大丈夫!と言えるかというと、そうでもないという印象です。
フードガード(食べ物に対する執着からくる攻撃行動)
と言うほどのレベルではありませんが、「食」に対しては
少し執着を見せる所があるので、気を配る必要はあるように思います。

サ:「人がご飯食べてても、おねだりしたりはしないのよ。」
2016年02月24日(?) No.67

サラちゃんいらっしゃ〜い!その3


サラちゃんの本日の体重は12.0kg。

『サラちゃんと洋服』
洋服を着せると、カーテンのところに行って
カーテンをぐるぐると体に巻きつけて固まるという不思議行動を取る。
立ったままピーピーと鼻鳴きする。立ったまま目をつむる。など、
かなりの不快感を感じている模様です。
似合うのですが洋服はお好みでないのは明白です。

サ:「似合おうが似合うまいが、自前のコートで十分なの。」


『広くて静かな場所が好き』
サラちゃんは広い場所が好きです。
尻尾が上がってルンルンしたり、爆走したりします。
先日、お気に入りの場所でシニアな2頭と合流して、
一緒にお散歩しました。
ゆったりのんびりした気持ちで、
サラちゃんがお散歩できるのは
割と貴重というか珍しいことですが、数ヶ月前に比べると
かなりその頻度も上がってきたように思います。


サ:「尻尾が上がってる時はご機嫌なの。みんなでお散歩するのは好きなの。」


『お外より〜普通に〜室内が好き〜♪』
とにかく室内で安心感を感じるようです。
できることなら、あまりお散歩に出なくても済むような
庭のある広めのお家がサラちゃんの理想的環境です。
お散歩も苦手な刺激がない場所だと、ゆったり歩けますが
何かにビビると機敏&怪力っぷりを発揮するので
扱いレベルが急激に上がり、凄く難しくなります。
おトイレは、トイレシーツの認識もしっかりありますので屋内でも可能。
散歩に出ると早い段階で大小両方済ませて、お家に帰りたがります。
お庭があれば、お庭でトイレを済ませます。

サ:「お庭はまだ安心だけど、変な音がしたら速攻で部屋に入るの」


とても扱いが楽で飼いやすい所と、
とても難しい所が混在している複雑怪奇な乙女心満載のサラちゃん。
繊細で賢くて甘えん坊で情が深くて、食いしん坊。
昔懐かしい和犬な風貌ですが、外飼いなんてもってのほか。
できれば、これまでに中型犬かそれ以上のサイズの
犬の飼育経験があり、サラちゃんの心を時間をかけて
ゆっくり理解してくれる気の長い方がご家族候補には向いてると思います。
2016年02月21日(?) No.66

サラちゃんいらっしゃ〜い!その2


サラちゃんとヤンバルは姉妹ですが、
2頭の抜け毛の量は全然違います。
サラちゃんの抜け毛の量は割と多めです。
和犬と暮らしたことがある人ならお判りかと思いますが。

サラちゃんのおかげで、今まで購入を迷い続けていた
ハンディー掃除機を思い切って購入する決意ができました。
充電時間の割に作動時間がとても短いですが、
変わらない吸引力で、いっぱいゴミを吸い込むのを見るのは
結構楽しいです。


ヤ&サ:「なに?これ?何?コレ?!なに?!!」好奇心の塊な2頭。

2頭は掃除機の梱包用のダンボールを引きちぎりあって楽しく遊びました。
しかし、破片を食べたりはしないでペッペと吐き出していましたので、
部屋は以下のような有様に。
本気を出せばなんでも引きちぎってバラバラに出来る
素晴らしい切れ味の歯と強い顎の力をお持ちの2頭ですが、
「これは遊んで(破壊して)良いよ」と与えてたもの以外は、
姉妹揃って勝手むやみに破壊しないでいてくれるので、
破壊力の割に家具も布製品も全く無傷です。偉い!
(あ、靴下は数回持ち逃げされて破られたけど)


ヤ&サ:「かさばるダンボールを捨てやすくしてあげました。」

ブラッシングしたあとにシャンプーしたら、
ちょっと抜け毛は落ち着きました。
シャンプーしていて気づいたのですが、サラちゃんはとても
シャンプーされ上手ということが判明しました。
無駄にブルブルすることもなく、おとなしくしており、
お腹とか足を洗う時などは、自ら足を上げてくれるなど協力的!
タオルドライの時はジタバタとハイテンションになってますが、
ドライヤーの間は、背中を持たせかけて、そばでじっとおすわりしてくれます!
おかげで、体の大きさの割に簡単にシャンプーはできるコです。


サ:「名前の通りのサラッサラの手触りなの」

さて、サラちゃんはうちに移動になった後、
1回だけチビ兄君と再会しました。
チビ兄君はバギーで登場!(再脱臼防止の為、テーピングで固定されているので)
預かりママさんとチビ兄君に久々に会えてサラちゃん大喜び。
預かりママさんもニコニコで数日ぶりの再会を喜んでいました。
チビ兄君はテーピングにもすぐに慣れて、動きすぎて
ママが心配になるくらい、元気に過ごしているようです。


サ:「預かりママ!会いたかったわ〜!!チビ兄、大丈夫?」


2016年02月17日(?) No.65

サラちゃんいらっしゃ〜い!その1


チビ兄君は、サラちゃんが移動していなくなってしまった後、
朝起きると、必ずサラちゃんのいつもいる場所を探しに行くそうです。
切ないなあ・・・。

サラちゃんも、チビ兄君が脱臼してしまった時、
痛がっている様子を見て、即座に駆け寄り、
チビ兄君を前にオロオロと慌てふためきながら、
痛いところを舐めようと、一生懸命だったようです。
なんとお互い思いなことでしょう・・・。
しっかりとした絆があるんですね。

チビ兄君と離れてうちで過ごすことになった、
サラちゃんはというと、本当ならば感慨に耽りたい所だと思うのですが、
ヤンバルという実の姉妹に、空気を読まない容赦ないプロレスを持ちかけられ、
苦手なお散歩に1日2回連れ出され、物思いに浸る間すら
与えてもらえてないまま、なんやかんやとバタバタしているうちに
1日が終わっている。という感じです。

サ:「あたし、物思いにふけりたいのに・・・頭に股がられてるの(涙)」


日頃の行動や、プロレスしている様子を見ていても、
ヤンバルが「優位」でサラちゃんが「劣位」行動を取っています。
優位、劣位は上下関係ではなく、人で例えるならば道ですれ違う時に、
衝突を回避して、どうぞと道をゆずる側の人が「劣位」。
ゆずってもらう方が「優位」です。
(この前参加した、都が開催する無料の適正飼育講習会で習いたての情報による)

サ:「ヤンバルには譲り合いの精神が足りないの。すごく困るの。なんとかして。」


室内では安心するのか、明るく元気で遊び好きなサラちゃんですが、
屋外ではとてもビビりです。
庭に出ることすらも躊躇して、恐る恐る一歩を踏み出す。
といった感じです。ちょっとでも気になる音がすると、
尻尾を下げて、すぐ室内に逃げ込んできます。
そんな繊細な性格が影響しているのか、便の方も常に柔らかめです。

お散歩中に排泄は済ませますが、お散歩に出て間もなく
両方ササ〜っと済ませると、「もうおうちへ帰りたい」と
ピーピー鳴いて、犬の重量引き選手のような引きで、
リードを強く引っ張って家へ一目散に帰ろうとします。

屋外が苦手という印象は、初対面の時から依然として変わらないままです。
ですが、早朝や深夜など刺激が少ない時間や、
刺激の少ない場所だったりすると、ゆったりと良い感じで
お散歩できたりもするので、外が嫌いというわけではないのです。

サ:「静かな場所は、割と心穏やかにゆっくり歩けるの。」

一歩外に出ると、まるでおばけ屋敷の中にいる時のように、
ドキドキ、ビクビク、オロオロ感を見せるサラちゃんの
リハビリにお付き合いしながら、大事に育ててくれるご家族を募集中です。

用事(排泄)が済んだら、家に帰りたい一心のサラちゃん。
引きが強すぎて首輪の紐がこんなことに!!危ない危ない!
街中で犬の迷子ポスターを見ると「臆病なので捕まえようとしないで」
とよく書かれてますが、まさに迷子になりやすいと言える典型的タイプ。
気をぬくと、逸走する可能性大の要注意犬です。

サ:「見かけによらず怪力なの。そして一秒でも早く室内に戻りたいの。」


※日記ではヤンバルと書いてますが、本当は「やんばる」です。
文字にすると分かりづらいので、カタカナ表記にしてみました。


2016年02月15日(?) No.64

サラちゃんいらっしゃ〜い!の前に


晴耕雨DOGな生活さんの所から、サラちゃんがうちにやってきました。
サラちゃんの大好きなチビ兄君が、床で滑った時に
股関節脱臼してしまったからです。
幸い翌日には、関節は元の位置に戻ったのですが
しばらくは経過観察が必要なので、サラちゃんと遊べないこともあり、
落ち着くまでの間、我が家に移動となったわけです。
サラちゃんは今回も昨年同様に、短期間滞在の予定です。

サラちゃんがうちで約2週間のショートステイをしたのは、去年の夏。
ヤンバルとは、2月に別れてから5ヶ月ぶりの対面でした。
その時は、生後7ヶ月同士。
ヤンバル7kg、サラちゃん9kgでした。
それが今や、ヤンバル9.3kg、サラちゃん12.1kgです。



・・・って、何でまだこの日記にヤンバルが登場するのかというと、
結論から言うと、ヤンバルをうちのコとして迎えたからです。
本来は預かりボランティア役が、預かっている保護犬を
家族に迎えるのは好ましくないことだと思います。
皆が家族に迎えてたら、命の繋ぐリレーが出来る
預かりボランティアがいなくなってしまいますからね・・・。
預かりボランティアの皆さんは、どんなに情が湧いても
別れ辛くても、その犬の幸せを願って新たなご家族の元へ
送り出していると思うと、うちに迎えてしまった事が、
なんだか申し訳なくて書けませんでしたが・・・。
遅くなりましたが、この場を借りてご報告させて頂きます。


↑ 今年の年賀状には、ヤンバルが登場。猿のほっかむりで。


ヤンバルがうちにやってきたのは、去年の2月半ば。丁度1年前くらいです。
避妊手術が終わった5月から正式に募集が開始されましたが
その後、3ヶ月を過ぎても有力なお申し込みがないままの状態でした。

保護犬の一時預かりボランティアを人に勧めたりすると、
「自分には(数日でも一緒に過ごしたら、情が湧いて離れるのは)無理。」と、
よく言われますが、一緒にいればいるほど、情が湧くのは誰しも同じだと思います。
私の場合は、今まで預かりに徹する気持ちを支えつつ、
役割と割り切るためのブレーキとなってくれていたのは、実家の愛犬でした。
一昨年に実家の愛犬を16歳で見送ったのですが、
その翌年に預かりボランティアを再開し、
再開後の最初にうちで預かることになったのがヤンバルでした。

一緒に過ごしていくうちに、子犬だからというだけではなく、
元々ヤンバルが持って生まれた性格や気質、サイズ等様々な面から見て、
私の希望やライフスタイルにマッチしていることが分かってきて、
ここまでマッチしているタイプの犬はなかなか現れないだろうなと
日に日に感じるようになりました。

ペロドッグズホームのスタッフさんに、ダメ元で飼い主に
立候補したいことを伝えた所、一度はタイミング的にも
規約に反することから、お断りされましたが、
その後数ヶ月経過してから、預かりボランティアの規約に反しないことを
確認してもらって、正式にお許しが出たので、
昨年の10月にうちに正式譲渡してもらうことが叶いました。

預かりボランティアをスタートしてからの数年の間に
うちでお預かりして、新たなご家族の元へ送り出してきたコ達と
過ごしている時は、良いご縁を待ちながら、
お申し込みがあるのを楽しみに過ごしてように思うのですが、
今回ばかりは、時が経つにつれて、いつ担当スタッフさんから
電話がかかってくるだろう・・・と不安でヒヤヒヤしていました。

というわけで、今はヤンバルと一緒にてんやわんやしながら、
時々、晴耕雨DOGな生活さんの所に遊びに行ったりして、
サラちゃんにも会ったりしつつ、楽しく日々を送っています。
犬好き、人好きな懐っこい性格に育ったので、
預かりボランティアもこれまでと同じように不定期ながら続ける予定です。
長くなりましたが、そんなわけでこの日記には今後もヤンバルが登場します。


姉妹は仲良し。飽きずに激しく楽しくワンプロしてます。

「飼いたい犬と飼える犬は違う」と言いますが、
ヤンバルと出会って、やっと「飼える犬」と出会えた気がします。
自分で探していたら絶対出会えないし、
もしどこかで出会ってても、全然ピンと来なかったと思います。
偶然やってきてくれて、一緒に過ごしてみて
初めて分かったことが沢山ありました。
預かりボランティアしてて良かったです。
関係者の皆さまありがとうございました。


ヤ:「次回から、ちゃんとサラちゃんのことを紹介します。」

2016年02月14日(?) No.63