ワンコ様ご滞在中につき、  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

怖くないよ。


去勢手術部位の抜糸を終え、2週間ぶりにやっとエリカラ生活とサヨナラしたコアです。





相変わらず、仮母と娘以外にはなかなか心を開けません(笑)


家の中にいても、人間が大きく動くとビクッ。
突然大きな音がするとビクッ。

そんな時コアがとる行動は、自分がフリーでいられる時はまず逃げます。
膝の上にいる時でも、飛び降りてでも逃げます。
それはもう本当に素早い動作で。
それが一番安全な方法だと、自分で知っているんでしょうね。

問題は逃げ場がない時。

コアが「怖い」と思う対象が近くにあるのに
リードで繋がれていたり、体を押さえられたりして自由が利かない時は咄嗟に口が出る時があります。

私がリードを短く持ってほぼ抱いているような状態の時に
初めて会った人が撫でようと手を伸ばしたところ指をカプッとしました。

また抜糸の時、すでに何回か通っていて「病院=怖い」とインプットされていたコアは
診察台に上がったときにすでに「ヒャンヒャン!!」と恐怖の声を上げ大暴れ。
そして2人の看護師と仮母とに体を保定され、痛みを伴う処置をされた時
コアの恐怖はMAXになってしまったようで、たまたま顔の一番近くにあった仮母の腕をガブッ!





痛いわ!!(爆)


でもね、きっとコアはそうするしか自分を守る術を知らない子なんだと思うんです。
病院でのコアの行動は、まるで小さな子供が向かってくる敵に対して
目をつぶりながらやみくもに手にした棒を振り回しているような、そんな風に映ったんです。

もちろん、だからと言って人に歯を剥いていいわけはありません。
そういう状況になった時は厳しく叱り、いけないことだと教える必要があります。
ただ、コアのこの癖は、人間のちょっとした気遣いや行動によって出さないようにすることはできると思うのです。

大きな声や音を出さない、オーバーアクションをしない・・・などということは
日常生活においてはほぼ不可能ですよね。
そんなことまで気にしていたら、人の方が気疲れしちゃいます(笑)
そこのところは、経験を積み重ねることでコアの方に慣れてもらうしかないですね。

でも、知らない人にはいきなり触らせないようにするとか
ヅカヅカと近寄っていかずに名前を呼んでコアの方からそばに来させるとか
優しい声をかけてやりながら緊張をほぐすとか
病院やサロンに行く時には、口が出ることがあることを告げてエリカラや口輪をつけてもらうとか・・・。

コアにとって怖い状況を極力回避させてやることはできると思うんです。
そうすれば極限まで追い詰められてパニックを起こすようなことは避けられるのではないかな・・・と。





現に、家の中においてはこれまで誰も咬まれたことはありません。
コアにとって一番怖い(と思い込んでいる)存在の息子に対しても口が出たことはありません。
何故なら、近くに来られたらまず先に逃げるから(笑)

それに、散歩のあとの足拭き、ブラッシング、耳や目のケアなど
きっとコアにとってはあまり好きなことではないんだろうけれども
ちゃんとおとなしくさせてくれます。

また、ご飯を食べているときに体やお皿を触っても態度は変わりませんし
遊んでいるおもちゃをわざと取り上げてみても怒ることはありません。

自分の気に入らないことをされたら咬むというのではなく
身についてしまった自衛手段なんだと思います。





今後も、まず私を始めとする家族との信頼関係を十分に築きながら
コアが落ち着いて生活できるような環境を提供したいですね。

そしてコアが怖がらなくてすむよう、いろいろ試しながら様子を見て行きたいと思います。


コアくんの様子はコチラでもご覧いただけます。




2013年02月28日(木) No.152

お散歩で出会うもの


散歩が好きなコアですが、新しく出会うものに対してはまだまだドキドキの連続なんだろうと思います。





例えば『人』。

最初の頃は、人の姿を見つけるとピタッと立ち止まりじっと凝視して動かなくなりました。
そしてその人が通り過ぎるのをずっと目で追い、完全に後ろに行ってしまうまで歩き出すことができませんでした。
道幅が狭く、人との距離が接近している場合は私の足元の反対側に回り込んで行き過ぎるまでじっとしていました。

でも今では、前から歩いてくる人のこともそれほど気にすることなく
すれ違うことができるようになりました。
相手によっては、時々ピッと緊張感が漂う時もありますが
別に危害を加える相手ではないことがわかれば平気なようです。





でも、小さな子供の場合は・・・まだまだ恐怖心丸出しです。

子供の歓声が聞こえてくる公園の前を通ろうとすると
全力で抵抗を示し、なんとか逃げようと試みます。

登園途中の母子連れが「ワンワン♪」と近寄って来た時も同じ反応でした。

小さな子供の場合、甲高い声をあげたり、予測のつかないふいの行動を取ることが多い為
苦手とするワンコは結構いますが、コアの場合もその例に漏れず・・・といったところです。





では、犬はどうかというと
自分より明らかに大きな犬はやはり怖いようで「ウ〜!!」と威嚇をしたり
甲高い声で吠えて恐怖を訴えます。

また、やる気満々のワンコにガウガウされたりしつこく詰め寄られた時は
声も出さずに逃げ回ります。

でも相手が自分に対して無関心なワンコだと自分からにおいを嗅ぎにいきますし
一緒にお散歩をすることも全然平気です。
部屋の中の同じ空間で、近い距離にいても問題ありません。





多分・・・人でも犬でも、相手の側から正面切って来られるのが苦手なんだろうと思います。
自分に対して無関心でいてくれたら、怖くないことがわかって平静でいられるのでしょう。
そして、そういう状況に慣れていく中で、自分の方から関心が湧けば
好奇心旺盛な面を大いに発揮して近づいていくことができるようになるのだと思います。
ただコアの場合、少し・・・時間がかかるのかもしれませんが・・・。


コアくんの様子はコチラでもご覧いただけます。
2013年02月23日(土) No.151

トイレお外派宣言


今日も、子供たちがそれぞれ学校へ行ってしまうと
狭い家の中をあちらこちらへ忙しく動き回る仮母のあとを
ピョコタンピョコタンと飛び跳ねながらくっついて回るワンコあり(笑)





猛アピールに必死です(爆)

「お散歩行くよ!!」の掛け声と共に大喜びで先住犬よりも先に階段を駆け下り
玄関でスタンバイするコアです。





今、お散歩は朝夕2回。
1回のお散歩は、だいたい1時間くらい歩きます。

そして、仮母が仕事から帰宅した2時過ぎくらいに一度オシッコのために外へ出て家の周辺を歩きます。

というのは、コアは外でしか排泄をしないからです。
室内でのトレーニングを試みたものの数日で断念。
(理由はまた別記事にて。。。)

最初は家の中でもあちらこちらに脚をあげてマーキングをしていましたが
短い間隔で外へ連れ出すことから始めると
コアの中でも排泄のリズムができてきたようで
お散歩の時に大・小をし、室内マーキングはなくなりました。





外でしか排泄しない子は、外に出られるまでとことん我慢してしまうため
雨の日にも外へ出なければならないし
ちょっと留守時間が長くなると「早く帰ってあげなきゃ」と
気になってしまったりするのが少々難点かもしれませんね。

でも、我が家の先住犬も完全に外派なのですが
長年このペースで生活していると、もう生活のリズムのようになってしまっていて
面倒に思う時はありますが、さほど苦にも感じなくなっています。
まぁ正直、室内トイレができる子が羨ましいなぁとは思いますけどね(爆)

その辺りの事情もご理解頂けるご家族様からのご応募をお待ちしております!


コアくんの様子はコチラでもご覧いただけます。
2013年02月21日(木) No.150

お散歩が好き♪


知らないもの、怖いものがまだまだいっぱいのコアですが
お外をお散歩するのは大・大・大好きなのです。

我が家に来て初めてお散歩に出る時
きっと怖がって歩かないんだろうなぁと思いながら出かけたのですが
いい意味で私の予想を裏切ってくれました(笑)
顔をピンと上げ、胸を張ってスタスタといいテンポで歩き始めたんです。





所々で気になるにおいがあるとクンクンと臭いを嗅ぎ
通れそうな所は自分からズンズン進んで行きます。
自分で確認しないと気がすまないみたいです。
怖がりのくせに好奇心は旺盛なんですよね(笑)





公園に落ちていた長い木の棒を見つけた時も
最初はまずジッと見つめ、それから腰が引けながらも怖々近寄って行きました。
時々ビクッビクッと後ずさりしながらも諦めずに何とか棒まで辿り着き
怖いものではないことがわかると思う存分においを嗅いでそれで気が済んだようです(笑)

意外と勇敢な一面を見たような気がしました(爆)


また、鳥などを見つけると途端に興奮して追いかけます。





これが、かなり執念深く後を追おうとするんですね(笑)
追いつくことができないと、飛び去った鳥を目で追いながら
さっきまで鳥がいた地面の上をこれまた執拗ににおいを嗅いでました。

外に行くと、コアのいろんな姿を見ることができてかなり楽しいです。





脚力もあり、長い距離でも、また、どんな道でもよく歩きます。
コア自身もとても生き生きと楽しそうに見えます。
コアはきっと外を歩くのが大好きなんだと思います。
そして、お散歩をしながらいろいろな物に触れることが
今のコアにはとても大事なことなのです。

2013年02月20日(水) No.149

オトコ嫌い疑惑?


コアのお預かりスタートから10日経ちました。

まだまだビビリ度数は高いものの、コアのペースでゆっくりとではありますが
少しずつ少しずつ落ち着いた生活になってきています。





何よりも『人』が怖いコアでしたが、家族に対しては心を開いてくれるようになりました・・・
と言いたいところなのですが、私と中学3年の娘に対してはそうなのですが
残念なことにダンナと高校1年の息子のことはまだ怖いようです。
男の人が怖いのか、体の大きいゴッツイ感じの人が怖いのか
そこから発せられる野太い声が怖いのか、はっきりとはわかりませんが
部屋にどちらかが入ってくると途端に緊張した様子になり
そばに来られると逃げ回ります。

それでもここ数日は、私が抱いていれば同じ空間にいられるようになりました。
それまでは、怖くてパニックを起こし、抱っこしている腕の中から飛び降りて視界に入らない所まで逃げてたんですよ。


なので今は、男2人は敢えてコアには近づかずに知らんぷりを押し通し
危害を加える存在ではないんだよ〜ということを身を持って伝えるようにしています(笑)

それがコアに伝われば、そのうち自分の方から近寄って来てくれる・・・かな?





初めてのことや苦手意識のあるものを受け入れるのに
少し時間がかかる子なんだと思います。

無理せずゆっくりといろんなことに慣れさせていきたいと思います。










2013年02月19日(火) No.148

ニューフェイスです♪


我が家に次の預かりっ子がやってきました。





MIXの男の子で、我が家での呼び名は『コア』です。


見るもの、聞くもの、触れるもの、全て初めてのことだらけなんだろうと思わせるほど
今はまだ周囲に対して恐怖心丸出しです。

人も犬も小さな子供も、大きな物音、人が何気なく発する大きな声、
無意識に取る大きな動作、それら全てがコアにとっては怖いものなのです。





とにかく今はゆっくりゆっくり、いろいろな物に出会わせ、自分で確かめさせながら
あらゆるものに慣れていけるよう日々頑張っているところです。

そしてカチカチの心と体を柔らかくほぐし
人と暮らす家庭犬としての安らぎや楽しみを知ってほしいと願っています。





この子の中にどんな奥深い魅力が秘められているのか
それがこの先どのように表に現れてくるのか、とても楽しみな仮母です。

2013年02月13日(水) No.147

幸せを掴みました!


ダックス・ルカは、本当の家族を見つけ、幸せな生活をスタートさせました。

人が大好きで甘えん坊なルカ
パパ・ママ・お姉ちゃん・お兄ちゃんと、甘えられる人がい〜っぱいの
賑やかなおうちの子になりました。

ずっとずっと幸せに暮らしてね!!


2013年02月08日(金) No.146