ワンコ様ご滞在中につき、  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

可愛い仕草


人間がおやつを食べていると・・・





熱視線を送ってくるメル。



「アタシもおやつほしーよー!!」

という気持ちがマックスになると





こんな行動を取るんです。



これも以前の暮らしの中で覚えたものなのかな?と思って
預かり家の娘と一緒に、どんなコマンドがこの行動を引き出すのかいろいろ試してみたんです。

「ちょーだい」
「おやつ」
「チョイチョイ」
「くれくれ」
「ほしいほしい」  etc...

思いつく限りの単語を発してみましたが、「おすわり」や「ハウス」と言ったコマンドにはすぐさま反応するものの
今回に限っては一切通じません。


すると別の日、ソファでまったりしていた時にこんな動画が撮れました。





メッチャ可愛いでしょ♪

この行動を見て、メルのチョイチョイは教えられたものではなくて
願望の表れなのかもね・・・という結論に達しました。

我が家の先住犬も、退屈になってちょっとかまってほしい時なんかに
片方の前脚でチョイチョイとやってきます。

メルも、おやつがほしい時やナデナデしてほしい時に
こんな風に気持ちが行動となって出てくるのかもしれないですね。

もしかしたら、私たちにはわからない秘密のコマンドがあるのかもしれないですけど・・・笑

2013年10月17日(木) No.179

メルとのお散歩


お散歩に行くのが大好きなメルちゃん。

朝も夕方も、お散歩に出る気配を感じるともう大興奮しちゃうんです。
なので落ち着かせるため、早めに抱っこしてしまいます。
それでも腕の中でフガフガと鼻息を荒くして落ち着かないったらありゃしません(笑)






外に出ると本当によく歩きます。
仮母より後ろを歩いたことはなく、常に前をずんずんと歩いて行きます。

そして気になった場所をクンクンとにおいを嗅ぐのが好きで
それは・・・う〜〜ん、結構なしつこさと言えるかもしれません(笑)

ま、我が家の場合、先住犬もその類なのであまり気になりませんが・・・。


いつも行く公園に着くと、先住犬をロングリードに切り替えて自由に遊ばせます。
好きなように走ったり、おもちゃ遊びをしたり、はっちゃけて遊んでいますが
メルはそんな先住犬に触発されることなく、全く自分のペースを崩しません。

自分の行きたい方向にひたすら歩いたり、ここでもやっぱりにおい取りをしたり
一人でのんびりと好きなように行動しています。





今までの預かりっ子の例だと、先住犬の後をついて行ったり、何だかわかんないけど一緒に走ってみたりと
先住犬の行動を真似るパターンが多かったんです。

でもメルは違うんですね。
先住犬のことなどまるで目に入っていないような振る舞いです。
相変わらず超マイペースなメルちゃん。



他犬と出会った時も落ち着いています。

お友達のワンコと会った時はごあいさつをさせますが、自分の方からも近寄って行って、クンクンとにおいを嗅ぎます。
まぁ、若干マナー違反ではありますが、顔、体、お尻と、ほぼ全身をクンクンし
それで気が済んでしまうのかそのあとはまた自分からスッと離れていきます。





歩いているときに向こうからやって来るワンコと出会った時は
相手がおとなしく歩いていると、メルの方も特に関心も示さずそのまま静かにすれ違うことができます。

相手がガウガウ犬だったりすると少し緊張するのか、チラ見(後ろから見ているので多分ですが)しつつ
ちょっと速足気味にやり過ごそうとしている様子が見てとれます。

どちらにしても、他犬を見ても特に興奮することもなく、その時々で上手く対応できているように思えます。





このメルのマイペースな性格は、日常生活を送ることにおいて実にラッキーだと思います。

心臓の病気を抱えているメルにとっては、極度な興奮というのはいいことではありません。

公園で他犬につられて一緒に走り回りたがったり、出会うワンコにいちいち興奮気味に対応したりしていては
メルにも、また、それを抑えなければいけない人間の側にも、身体的・精神的負担がかかってしまいますもんね。


メルは、自分の病気のことなんて全く気付いてはいないと思いますが
獣医師の言うように、知らず知らずのうちにも、自分の心臓とうまく付き合うことができているのかなぁと思わされる所以です。










2013年10月15日(火) No.178

優等生


メルとの生活がスタートしてすぐのこと。

『仲良くなろう作戦』の一環として、おやつをあげる時に試しに「おすわり」と言ってみました。


するとメルは真っ直ぐに私の目を見つめ、スッと腰を落としました。

一発目のコマンドですぐさま反応し見事なおすわり。

一瞬おやつをあげるのを忘れてしまうほどでした(笑)




じゃあこれはできるかなぁ・・・と思って、おやつを床に置き「マテ」。

今度はなんとその場に「フセ」をし、最初おやつを見つめていた視線を私の目にスッと移動させてきました。

驚きながら「よ、よし!」と言うとパクンと食べました。







ここまででもかなりビックリしたのですが、更に更に!!


ケージから出す時に、最初は嬉しくてピョンピョン飛び跳ねながら興奮気味だったのですが
「マテ」と言いながら扉をゆっくり開けると、その場でおすわりをしてちゃんと待っています。
そして扉が全部開いて私が「よし」と言うまで出てきませんでした。



まだまだ続きますよ(笑)
これも「まさかなぁ〜」と思いながらも、「ハウス」と言うと
トコトコとケージに向かって歩いて行ってすんなり中に入ってしまうのです。

しかも、ケージから離れた所にいてもちゃんと「ハウス」の一言でケージ目指して歩いていくんですよ。




嬉しいお手上げ!!

仮母、教えることな〜〜んにもありません(笑)







でもね。。。

人間の言葉に素直にそして忠実に従うメルを見ていて、なんだかちょっとだけ胸がキュッとなりました。

これらのことをメルに教えてくれた人が、過去にはきっといたんですよね。

メルは、褒められ、ご褒美をもらうことに喜びを感じひとつひとつ会得していったんでしょう。

人が好きなメルの懐っこい性格を見ていても、虐待を受けていたようなところは見受けられないし
きちんと飼われていたのではないかと思うんです。



それなのに、メルを探して迎えに来てくれることはなかった。

これだけのことをきちんと教え込み、一緒に暮らしていたんだろうにね。


今だにその時の教え通りに体が反応するメルが健気で、抱きしめずにはいられないのですよ。





でもね、過去のことは過去のこと。

我が家に来たんだから、もう一回人生(犬生)やり直し!

人間だって犬だって、何回やり直ししたっていいじゃないですか。

今が、未来が、幸せであればね♪








2013年10月10日(木) No.177

優雅なバスタイム


昨日、おとといと雨続きの憂鬱デーでしたね。

雨の上がったタイミングを見計らって、排泄を兼ねたお散歩へ出たのですが
雨上がりのお散歩って、くっちゃ〜くなっちゃうんですよね。


そこで温かい(暑い?)一日となった今日は、メルちゃんのお風呂デーとなりました。


ちっこいメルは、浴室を使わなくても洗面所で十分♪

洗面ボウルにお湯を溜めていざイン!!





最初は、いったい自分の身に何が起こっているのか理解できないといった感じで
少しパニクる様子が見られましたが
「大丈夫よ〜」
「お風呂気持ちいいでしょ〜」
などと優しく声をかけつつ、少しずつお湯をかけて慣らしていくと
徐々に落ち着いてきて、体を委ねてくれるようになりました。





シャンプーをしている間も抵抗もせずじっとしていてくれて
(実際は固まっていた・・・という方が正しいかもしれませんが 笑)
身体も小さいこともあって、あっという間に終了となりました。


あったかいお湯の中でのマッサージ、まんざらでもない感じかな?





その後のドライヤーも、最初は音にビビッていましたが
膝の上に乗せて乾かしていたらおとなしくしてくれていました。


ブラッシングも済んでピッカピカの仕上がり!





伝わるかな〜?

メルのコートは黒く艶やかでとてもきれいです。

顔周りは今は短くカットされていますが、もう少し伸びれば
きっと美しいロングコートチワワになるのでしょうね。

楽しみだなぁ♪


2013年10月06日(日) No.176

少しずつ見えてくる変化


お預かり初日から誰に対してもシッポふりふり愛嬌を振りまいていたメルなので
この子には警戒心というものが全くないのかしら?と思っていたのですが
どうやらそんなことはなかったようです(笑)






お友達ワンコのお母さんがごあいさつに来てくれた時も
においを嗅ぎには行ったものの、一瞬短く「ウッ」と声を出して後ずさりをしてしまいました。

大喜びで膝の上にでも飛び乗るかと思っていたので、この反応はちょっと意外なものでした。

でもその後は、怖い人ではないとわかったのか、唸るでもなく口が出ることもなく
ナデナデも受け入れていたんですけどね。





センターで初めて出会った時も、我が家に来た日にも、全く人見知りをする様子もなく興奮度MAXな状態だったのでそういうタイプの子なのかと思っていましたが
あの時は開放感からなのか、かなりハイな状態だったのかもしれません。

落ち着いた生活に慣れていくにつれて、周囲の状況がわかるようになり
その場に応じた適度な緊張感や警戒心が生まれてくるようになったんだと思います。

家での様子を見ていても、最初に抱いたただただ天真爛漫な子という印象から
むしろ周りの空気に敏感で、状況を読み取って行動するという、神経質というところまではいかないまでも
かなり慎重という要素のある子だなぁというものに変わっていっています。

我が家に来て1ヶ月。
まだまだいろんな顔を見せてくれそうです。














2013年10月03日(木) No.175