一般家庭の飼育困難犬です。
愛らしい容姿をしたチワワの男の子です。
チワワの男の子によくある神経の過敏さはこの子にもわずかに感じられますが、全身で「人が大好き！」と訴えるけなげな姿は、そうした欠点を帳消しにして余りあります。
家族の誰に対しても親愛の情を惜しみませんし、外来者にさえ最初の警戒が解ければフレンドリーに振る舞います。どんなときも人に対して口が出ることはありません。
人のところに駆け寄ってきては、コロンと転がってお腹を見せたり、いそいそと添い寝をする姿はかわいいものです。
一方、社会化がやや不足しているようで、散歩に出ると市街地はとくに苦手とします。バイクや車はもとより、自転車や子ども、ジョガーまで怖がり、急な横っ飛びや猛烈な後ずさりをみせたりします。
犬に対しては警戒的ですが自分からは吠えかかりません。相手の犬が静かで寛容な態度であれば友好的に接することもできるようです。
外の物音やチャイム、外来者などには敏感に反応して、うなり、吠えます。クレートなどに長時間入れると吠えることがあります。
排泄については完璧ではありませんが、一定の排泄パターンがありますので、現状ではそれに合わせた飼い主の対応が求められます。
室内飼いが条件です。
家族の愛情を独占できる１頭飼いが望ましいと思います。