晴耕雨DOGな生活  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ] 

サラの今散歩  その2


10月中旬の昼頃だったと思う。
その日はサラにとって「不運な日」だった。

滅多に開く時に遭遇しないシャッターが、通りがかった時に開き
(リモコン式だったらしく遠目からスイッチオン!だったみたい)

おまわりさん自転車3人編隊にすれ違い
(しかも後部搭載の白箱の蓋がガコガコ音をたてながら!)

通りすがりのベビーカーを押した方がサラに声をかけてくださった
(近寄りつつだったのでサラ超後ずさり!→理由を伝えて挨拶を辞退)

サラは何となく「タイミングが悪い」だけ!!
きっと!たぶん!何となく・・・
この約2か月半で3歩進んだ散歩は2.8歩程、後退した・・・

その翌日から、またしばらく1頭ずつの散歩に変更。

2頭で散歩できるようになるのは予想よりは早かった。
ただ、「横っ飛び」はしないものの、ひとたび「怖いもの」を見かけると
すごい勢いで帰宅しようとする。
「怖いもの」を見かけないようにすれば「無難」に散歩を終えられるが、
「怖いもの」の種類が多いので、「無難」に終えるのはなかなか難しい。
また、散歩に行こうとリードの用意を始めると逃げ回るようになってしまった。

そこで、散歩自体を嫌いになっても・・・と思い、なるべく早い時間から
放牧→その間に喧騒の少ない昼に散歩をして時間と手間を多くかける。
散歩を終えて家に入る前に自宅前の私道内を散歩する。
私道の出入口を人・自転車・車・バイク・ベビーカー等が通り過ぎる時に
自宅前にいるとダッシュで逃げ帰ろうとするが、宥めつつ行ったり来たりを
繰り返す。
私道内は準・安心エリアのようで、今のところ落ち着くのが早い。

夕散歩は、元よりハードルが高く、サラも私道から出たがらないことや
出られたとしても即帰宅になることが増えた為、取り止めた。
私道内を行ったり来たりしたり、2〜3日に一回は早めの夕散歩として、
車で10分位の河川敷に行き、自宅周辺に比べて「怖いもの」が少なくて
でも、全く無いわけではなく、はるか遠くに喧騒のある状態で
トレーニングすることにした。

まぁ、この車移動もすぐ車に酔ってしまうサラには辛い選択かもしれないが、
運動不足は深刻だ。

昼散歩にしても河川敷散歩にしても、ひとたび「怖いもの」を見つけると
「猛烈帰りたガ〜ル」になることは変わらないが、「今日は良かった」と
思える日も10回に1回位・・・はある(おそらく)。
しばらくは気長に地道に「良かった」と思える散歩の回数を増やしていきたい。

「サラの無難な日」






2015年11月29日(日) No.64

シンクロワンズのスリーピング


サラの今散歩  その1


サラが我が家に8月上旬に来て約一か月は、原則、朝夕2回の散歩

朝散歩は
サラ  → 仮まま
チビ王子→ 仮ぱぱ

夕散歩
サラ  → 仮まま

当初、サラの朝散歩は「サラと初散歩」に記したような状態で
なかなか予想の時間で終えることができず、長くなりそうな時は
仮ぱぱは先に帰宅せねばならなかった。チビ王子を連れて。

夕散歩は、まずチビ王子の散歩をすませ、次にサラ。
とてもチビ王子とサラを同時に散歩させるのは無理だった。
家から私道部分は何ともないようだが、公道に出て夕方の喧騒を
感じるとパニックサラに変身!!

こんな状況を何とか改善できないものかと

短い散歩で回数多く、条件が許せば3〜4回/日で続けた。
暑さの厳しい時間帯はかえって喧騒がほぼ無いないので好都合。
リードをつけて私道から公道に顔を出すだけで、すぐ帰宅・・・も含めて
とにかく回数多く。
パニック状態になったら、ある程度治まるまでジーーーッと
落ち着けそうな所で待ち、周囲を確認後、歩き出す。


ほぼ一か月が過ぎる頃、徐々に飛び退く回数が減り、
怖がっていても立ち止まって振り返り、目線を合わせられる回数が増えた。
好みの場所でトイレをすませられるになったし、
落ち着く為に「オスワリ」で待てるようになった。

9月末には、サラはチビ王子と一緒に散歩できるようになった。
尻尾を後ろ足の間にきゅぅっと収納せず、フリフリする様子が
珍しくなくなってきた。
「楽しむ」までは言えないが「無難」とは言える状態で散歩して
帰宅できるようになった。

なった・・・はずだったのだけど・・・・・

つづく!!

散歩の後は疲労困憊でバッタリグッスリ

2015年11月11日(水) No.62